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屋久島日記3日目。〜ヤクスギランド、太忠岳〜

9月3日(火)、雨のち暴風雨、台風接近

6時に宿を出て、池田さんが迎えに来てくれる。
昨晩は、いや〜、この宿おもしろかったなー。
料亭を改築?してあるのでカウンター席があって、宿泊する
部屋はお座敷として使われていたところだろう。
鍵はなし、ふすまで仕切られているのみ。
お隣の話声が手に取るようにわかる。。。
どうやら大学生らしき男子4人組。さっきからしきりに
記念写真をセルフタイマーで撮ろうとしているのだけれど
うまくいかない様子。
あ〜、私撮りましょうか??ってふすまを開けようかと
思っちゃった笑

夜がふけても男子たちのおしゃべりはやまない。
修学旅行のよう。楽しそう。私...明日早いんだよね。
少し気になったけれど、なんだろう、同じ日に屋久島を
旅していることに親近感というか、妙な仲間意識をもってしまった。
屋久島にいるせいか、イライラすることがない。
男子の「ウヒャヒャヒャヒャ〜!!」って笑い声が夢にまで
出てくるくらいインパクトあったけどね...
天気だって、雨だったら雨で、みたいな自然のことだからしようがない
って思える。思い通りにいかなかったとしても、全然、大丈夫。

さて、でもどうやら男子たちも眠れたようで
今朝はあいさつを交わし、お互い宿をあとにした。
今日はヤクスギランド、からの太忠岳登山。
ご一緒するのは、大分からひとり旅の女性、佐藤さん。
台風が屋久島に近づいていて、朝から雨が結構降っている。
レインウェアを着てヤクスギランドへ。

ヤクスギランドというファンシーな名前からは想像がつかない
くらい、私の中でとっても良い感じの森だった。
屋久杉の原生林をこころゆくまで味わえる素敵な森。
私はここ、好きだな〜。
昨日の白谷雲水峡をしとやかな、上品な女性にたとえるなら
ヤクスギランドはワイルドな男のイメージ、、な気がする。
これまた太陽が出ていないのに雨と霧で幻想的な雰囲気につつまれ
森全体がしっとりとうるおって
なんともいえない深い美しさ。

P9030055.jpg

P9030072.jpg

P9030073.jpg

P9030075.jpg

屋久島の森は、本当に雨がよく似合う。

池田さんの解説のもと、ヤクスギランドを進み太忠岳へ。
雨は激しく降り出し、風も出てきて撮影を一時あきらめ
カメラをしまう。
途中、釈迦杉がとても素敵だった。池田さんもお気に入りの
場所だそうだ。

P9030065.jpg

P9030066.jpg

釈迦杉から上は急な登り道が続く。
雨で地面がすべりやすくなっているので、注意して集中して
登っていく。
池田さんが、「この森でムダなものはなく、全てが誰かの役に
立っていて、循環しているんです。コケ、シカ、サル、杉、虫、鳥、
他の様々な動物...みんながこの森の中で必要なんです。」
という言葉が印象的。

太忠岳山頂はものすごい暴風雨。
ちょっとひくな...こんなすさまじいと汗
池田さんの判断で、山頂に近づくのは危険とみなし
あきらめてその先にそびえたつ、天柱石へ向かう。
高さ約40メートル。巨大な岩。
しかもぼーっとしているとふっとばされてしまいそうな
風と、打ちつける雨と、霧で結構恐く見える...
得体の知れない妖怪みたいな。。。

あまりの強風で帽子や、ザックカバーが飛ばされそうに。
ザックを安全な場所に置いて、身ひとつで天柱石に登ることに。
私は身ひとつ+防水コンパクトカメラを持って登る。
なんだかロッククライマーになった気分で、この悪天候にも
かかわらずハイテンション!!
すっごい風と雨、意識して神経を手足に集中して歩かないと
風にもっていかれてしまう。

P9030085.jpg

それでも、なんとか岩の上によじのぼることができた!!

P9030088.jpg

ちょっと危険を感じたけれど、
反面、すごく「生きてる!!」って感じがした。
そのまま岳参りのほこらへ。

岳参りは年に二回、春には豊作を祈願して、秋にはそのお礼
参りというかたちでおこなわれていたそう。
ほこらには、寛永通宝?といった江戸時代からの硬貨がお賽銭として
そなえられている。神様に無事を祈りつつ、雨は強くなるいっぽう
なので早々と下山。帰り、岩づたいに慎重に歩いていると、
ほこら付近の岩の隙間に、ペットボトルやお弁当の箱などのゴミが
たくさん落ちていた。
池田さんは「もうあの位置まで落ちると、拾えない」という。
なので、天柱石ではお昼を食べないようにしているそうだ。
「神様に粗相のあった者には、バチがあたってますよ。」
そう思う。。。
晴れていれば、絶景が見渡せるであろうこの天柱石でお弁当を
食べればきっとおいしいだろう。
でも、気をつけていても風でゴミが飛ばされて岩の隙間に
落ちてしまうことだって考えられる。
ゴミを出さないために、食べる場所もよく考えようと思った。


雨の中、てくてくとひたすら下山。
こうして、森の中を歩いていると本当に気持ちよい。
そしてこんな雨が強くふるなかを、10時間近くかけて歩く、
ことって日常でまずないからすごく楽しい。
屋久島だからこそ、屋久島だから。
雨の日も晴れの日もくもりも雪も
全くあたらしくて素晴らしいと思えた。
行きと帰りだって、全く森の表情がちがうもの。
杉に神様が宿っている話が興味深かった。
(この杉の根を切ってしまった建設会社が倒産してしまったんだって!!)

ずぶぬれになりながら、無事に下山!!
3人で笑顔になる。いつもいつもとてもすがすがしい瞬間。

今日は池田さんがいなかったら、
このスリリングな体験は絶対にできなかっただろうな。。
風や空模様を「読める」池田さん、尊敬です。

今夜の宿、一湊という港町の「花屋旅館」さんまで
池田さんが送ってくれる。
道中、池田さんが屋久島に初めて旅行したときのことを
話してくれる。お酒も飲まず、夜通し、親友と遊び倒したんだって。
お酒を飲んで寝てしまうのが惜しいくらいに、屋久島での時間を
楽しみたかったんだろうな。
すごくよくわかるし、私もそんな気分だった。
台風が来る。
そんな雰囲気の空模様。
明日は一湊で池田さんにスノーケリングを教えてもらうのに...
大丈夫かな。

ということでびっくりな明日のことも盛りだくさんで書きます。
お楽しみに笑





























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