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ビル

写真家の映画を続けて2本、観ました。
「ビル・カニンガム&ニューヨーク」
「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」

今日はビル・カニンガムについて書こうと思います。

ビルはつい最近6月25日に87歳でこの世を去りました。
ニューヨークタイムズ紙の専属フォトグラファーとして、NYのストリートで
個性的なファッション姿の人々を撮り続けました。

日本でいうところの、ホームセンターで2000円くらいの作業着(鮮やかなドラえもんブルー)を
まとい、肩からNikon FM2というカメラを提げ、自転車ですーっと軽やかに街を走ります。
雨合羽は安いのですぐ破れますが、テープで貼り合わせ直して使っています。
いつも、ニコニコ。
楽しそうに、サッとカメラを構えて
サッと撮ります。

私はこれこそ、私の目指す写真のかたちなのだと思いました。

ビルの写真からは、被写体の人々の息づかいや
声や体温までが鮮やかによみがえってきそうです。
刀の居合い抜きのように
一瞬ではあるけれども
相手を受け入れ、相手を愛した証拠がちゃんと写っている。

サッと撮ること、
ビルの自然体なふるまいは相手への敬意の表れなのでしょうか。
本当に粋な感じなんです。
私は被写体に「しがみついて」しまうので。。。
なにか、下心が見えてしまうような...
シンプルに、です。ビルのようにシンプルに、でもしっかりと。


「撮ることが好きで仕方ないんだ」
「きれいに着飾った女性をただ見ていることが好きなんだ」


くしゃーっと満面の笑みで話すビルを見ていると
ビルはとても幸せなんだろうな、と思います。
好きで好きで、仕方ない写真を生涯現役として撮り続けること。
その他は、あまり興味がないこと。(適当なこと)
ちゃんと自分の一番をわかっていて、
それに正直に向き合っていること。


ビルの気持ち良い笑顔に、私も背中を押された思いです。
おそれおおくもビルのカメラ。
私が最初に買った大切なカメラと同じでした。
このカメラで、私もさっそうと、ビルのように良い風を
運べるようなフォトグラファーになりたいと思いました。


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