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みだれ髪

あっという間に2月ですね。
私は1月末から1週間、インフルエンザにかかっていました。。。

今とても流行っていますのでみなさん気をつけてください。

さてさて。先月の23日、桐生市市民文化会館小ホールにて
フラメンコダンサー野村裕子さんの舞台「みだれ髪」の撮影をさせて
いただきました。構成・演出は山田耕司さんです。

「みだれ髪」...そうです。あの有名な歌人、与謝野晶子さんの代表作。
中学か高校の古文の授業で習ったっけな。。。お恥ずかしながら私の
晶子さんに対する知識はこの程度でした。
今回のこの舞台では、与謝野晶子さんの「みだれ髪」と野村裕子さんの「フラメンコ」
が出会い、時代を超えてコラボレーションするということで
とても楽しみにしていました。
リハーサルの始まる前、構成演出をなさった山田耕司さんとお話できました。
山田さんがおっしゃるには
与謝野晶子は生涯に約5万首もの歌を残したそうです。
その大半は五・七・五という「定型」という約束を持つ短歌。
この約束事のなかに、この型のなかに、自らのどうしようもない、
やりばのない燃えるような恋心や相手への想いを閉じ込めたのだそうです。
明治の世の中で、まだ女性が自由に表現活動をできないなかで
晶子さんはかなりアグレッシブに自身の熱い想いを短歌に
書きまくったのだと思います。

そしてわれらが野村裕子さんは、フラメンコという型に自身をぶつけ
晶子さんの少女時代、恋をしまくった女時代、12人の子どもの母(!!)時代...と
女性のその時々の立場のようなものを演じ踊ります。

リハーサルから本番まで、撮影して。。。
本当に素晴らしい舞台でした!!
これは野村さんにしかできない分野のもので、フラメンコがこんなにも与謝野晶子と
マッチするなんて新鮮な驚きでした。
野村さんの今の年齢と経てきた年月の積み重ね、
それらのことが舞台に何よりも深みとすごみを与えていたように思います。


いつの時代も、女は恋をして美しくなる。
そして時に燃え上がるような激しく情熱的な恋もする。
結婚をして、子どもに恵まれる。
母になる。

晶子さんを、とても身近に感じることができました。
親しみを持ったというか。
恋愛相談とかしてみたくなります(笑)。(怒られそう...気合いが足りないとかで)

それで、こんな光景を思い出したのです。数年前、
野村さんが3人目のお子さんを出産して、フラメンコ活動を休止していた頃。
ベビーカーを押して交差点をさっと渡る野村裕子さんを見かけました。
いつも素晴らしいフラメンコを魅せてくださる裕子さんしか
見たことのなかった私は、ちょっと驚きました。
そして素直に尊敬の念を持って裕子さんを見送りました。
フラメンコで輝く裕子さん。でもちゃんと「母」としてがんばっていらっしゃる。
いつも会うと笑顔で、明るくて華やかな裕子さん。
交差点を渡った素顔は、とっても素朴で
「お母さん」のやさしい空気をまとったひとりの女性でした。
私も裕子さんのように、好きな写真で輝きながら、ひとりの女として、そして
将来は母として
女をいつでも楽しみたい!!
って思いました。
晶子さんもきっと、いろいろあったと思いますが、
きっと女であることを存分に楽しみ、短歌でその気持を昇華していった
のかもしれません。


とても素晴らしい舞台を撮影、拝見できました。
野村裕子さん、山田耕司さん、スタッフの皆様。
ありがとうございました!!


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